闇金と思われる相手からLINEやSMS、電話で返済を求められると、怖さから履歴を消したくなることがあります。しかし、相手とのやり取りや振込記録は、その後の経緯を確認するための重要な資料です。まずは削除やブロックを急がず、安全に記録を残しましょう。
最初に保存しておきたいもの
- LINE・SMS・SNSのメッセージ画面
- 着信履歴、留守番電話、通話した日時のメモ
- 振込明細、入出金履歴、相手が指定した口座情報
- 相手の名前、電話番号、SNSアカウント、広告画面
- 借りた金額、受け取った日、支払った金額と日付
スクリーンショットは、相手のアカウント名だけでなく、日時や前後の会話が分かる範囲まで含めます。画像だけに頼らず、元のメッセージも可能な範囲で残してください。
時系列表を作ると状況を説明しやすい
「いつ、誰から、何を言われ、いくら動いたか」を一つの表にすると、複数の相手や口座が出てくるケースでも整理しやすくなります。記憶だけで補わず、分からない部分は「不明」としておくことも大切です。
記録例
- 7月1日:SNS広告から申込み
- 7月2日:3万円の入金を確認
- 7月8日:5万円を指定口座へ振込み
- 7月9日:追加支払いを要求するメッセージ
返信や追加の約束は慎重に
強い言葉で急かされても、その場で新たな支払日や金額を約束すると、やり取りが複雑になることがあります。状況が整理できるまでは、相手の要求に沿って個人情報を追加送信したり、別の業者から借りたりしないよう注意してください。
相談先を選ぶ目安
支払いの扱いや相手との連絡方法を整理したい場合は、取引履歴を持って法律相談を利用する方法があります。不審な入出金がある場合は金融機関、訪問や脅迫など身の危険が迫る場合は警察へ連絡するなど、状況に応じて窓口を選びます。
記録の残し方は端末やサービスによって異なります。バックアップを取る際は、共有先やクラウドの公開範囲にも注意しましょう。
取引や支払いへの対応を整理したい方へ
相手とのメッセージ、振込記録、これまでの支払状況を確認することで、今後の連絡や支払いをどのように扱うか検討しやすくなります。
相談後の対応や見通しは、取引内容その他の事情によって異なります。
まとめ
メッセージや振込記録は、削除せず、日時と相手が分かる形で保存することが基本です。資料を時系列でまとめておけば、法律事務所、金融機関、公的相談窓口などに状況を伝える際にも役立ちます。
参考:金融庁「ヤミ金融対策法のポイント」。本文は一般的な情報であり、個別事案への法律判断を示すものではありません。


